こんばんは。

まず、薬剤師国家試験の合格発表、お疲れ様でした。そして、薬剤師国家試験に再度挑戦することになったみんな。

受け入れるべき点がある事を理解してほしい。

『完全相対評価』に伴う一点の重み。

これが、理解できていなければ、正直言って、国家試験には受からない。

きついようだけど、実際に国家試験合格した経験の立場から言わせてください。

ボーダーが上がった一番の理由

これは、皆さんが一番知りたい部分だと思います。私も、びっくりしました。

私の時(106回薬剤師国家試験)の時は、215でした。あれから二年で、20点も上がるとは誰も予想出来なかったのではないでしょうか?

ただ、一つ言えるのは、あくまで、正答率が60%以上の問題がかなりたくさん増えた事、問題の傾向が多少変化して、解きやすくなった事などが、理由として挙げられると考えます。
ただ、それだけではなく、より一層、実臨床に近い問題が増えた事で、いかに実習に参加したかが、問われる問題が、さらに増えたことも、要因になったと考えられます。

今回の薬剤師国家試験は、簡単か?

よく聞くフレーズに、腹立たしく感じる薬学生いると思います。ただ、一つだけいえるのは、簡単に見えるだけで、実は難しいのが、薬剤師国家試験です。
医師国家試験とは違い、分類分けが三つですが、実は、これに大きな落とし穴があります。
一番の落とし穴は、必須問題です。
この必須問題で、何がなんでも、必ず9割はとらなければなりません。
簡単だと思う人もいますが、全く簡単ではありません。
2番の落とし穴は、実践問題です。
この実践問題は、まず、薬剤師国家試験に合格できるか否かを振り分ける問題が多いです。
最初の複合問題では、薬剤師としてどう動いていくか?を考えなければいけません。
法制倫理の場合は、薬剤師としてのあり方を、真面目に考えなければなりませんから、余計に、緊張して取れない可能性があります。
これらの問題を解き切ることの難しさを、より深く把握してほしいぐらいです。
という感じを受けました。
以上です。